予備校のメリット、デメリット(公認会計士)
・予備校に通うメリット
最大のメリットは、勉強を継続しやすいということです。毎週決まった曜日の決まった時間に予備校に通い、講義にあわせて予習復習することで、勉強をする習慣がつき、勉強を継続しやすくなるのです。また、予備校の日程にあわせて計画的に勉強することで、勉強のペースも安定します。予備校の講義が受験生を引っ張るペースメーカーの役割を果たしてくれるのです。
予備校に通うメリットとして、同じく公認会計士を志す仲間ができる機会が出来るということもあります。予備校の教室で隣に座った人と休憩時間に話したりして、知り合いになれる可能性があるのです。同じ志を持つ仲間やライバルができたほうが、勉強を継続しやすいのは言うまでもないでしょう。仲間と切磋琢磨したり、情報交換したりするのは励みにもなりますし、モチベーションの維持にもなります。孤独に資格試験の勉強をするのはかなり精神的にきついものです。
公認会計士の場合、合格後、監査法人等への就職活動を行う人も多いと思います。リクルート活動などをする際、仲間と情報交換できるのもメリットと言えるのではないでしょうか。
・予備校に通う場合のデメリット
予備校に通う場合のデメリットとしては、時間的に制約が出来てしまうことがあげられます。決まった時間に通学時間を掛けて予備校に通わなくてはならないからです。比較的自由な学生はともかく、仕事をもった社会人の場合、時間が限られているので、希望する講座を受講することが出来ない場合も少なくないでしょう。
しかし、あとで述べるように、予備校の受講形態はかなりフレキシブルになってきました。予備校の講義のデメリットである時間的な制約は解消されつつあります。