公認会計士の試験の試験科目と合格基準

公認会計士試験科目について説明したいと思います。平成18年度から試験科目等も変更になりますので注意してください。

・択一試験
択一試験の科目は、企業法、監査論、管理会計論、財務会計論です。財務会計論は試験時間が180分で、200点満点です。その他の科目は試験時間が90分で100点満点です。企業法とは、商法等のことです。企業法の正確な範囲については、公認会計士・監査審査会のHPで知ることが出来ます。

・論文試験
論文試験には必須科目と選択科目があります。監査論、租税法、会計学、企業法が必須科目です。選択科目は、経営学、経済学、民法、統計学の4科目です。この中から1科目選択することになります。試験時間は2時間で、100点満点です。会計学のみ試験時間が5時間で満点が300点になっています。

・合格基準
短答式試験では、総点数の70%を基準として、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率になります。ただし、1科目につき、その満点の40%に満たないもののある者は、不合格となることがあります。

論文式試験では、総点数の60%を基準として、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率になります。ただし、1科目につき、その満点の40%に満たないもののある者は、不合格となることがあります。

論文式試験では科目合制度がとられていますが、論文式試験の科目合格基準は、当該科目について、総点数の60%を基準として、公認会計士・監査審査会が相当と認めた得点比率以上になります。

詳しくは、公認会計士・監査審査会のHPをご覧ください。変更される場合もあるので、出願前には必ず確認するようにしましょう。
http://www.fsa.go.jp/cpaaob/

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