予備校・資格学校・通信講座の費用(公認会計士)
全ての科目を受講した場合、60万から70万円程度の費用が掛かってしまいます。金銭的に厳しい場合は、科目別に受講したり、短答式の科目だけを取ったりする選択もあると思います。公認会計士試験は、会計学のウエイトが高いので、会計学だけでも受講しておきたいところです。
予備校によって価格に多少の開きがあるので、比較してみるといいと思います。各予備校や通信講座には、各種割引が用意されている場合もありますので、各種割引を利用するのもいいと思います。
予備校の講義や通信講座ではテキストを使用しますが、テキスト代は受講料に含まれていないことが多いです。従って、別途テキスト代も掛かります。答案練習会を追加で受講したり、苦手科目ほ克服する講義を受けたりすると、更に費用が掛かります。初学者が予備校をフルに利用すると合格には70万円以上かかるものと思われます。高いと思う人も多いと思いますが、予備校の発達した今日では、資格取得にはある程度の費用がかかるのが現状です。
予備校の割引以外にも、費用を少なくする方法もあります。雇用保険に入っている人なら、教育訓練給付という公的な給付を受けることも可能です。どうしてもお金が足りない人は、講義は受けないで独学し、答案練習会や模擬試験のみを受けたりすることで掛かる費用を減らすことも出来ます。